2012年05月11日
たばこと麻薬の話
息子の通っている学校で D.A.R.E プログラムという
勉強がありました。
D.A.R.E とは
D(Drug、麻薬・薬物)
A(Abuse、乱用、悪用)
R(Resistance、抵抗・反感)
E(Education、教育)
薬物乱用をしない教育ということです。
タバコ、麻薬、覚せい剤、マリファナなどの使用、乱用は
北米ではとても大きな問題です。
小さい頃から、そういう環境に触れる機会のある
カナダでも、小学生の時から、このような教育をします。
先日、このプログラムを暮らすの子供たちと終了した
息子は、タバコや薬物がどれだけ人間に害を与え
恐ろしいものかということを、学んできました。
今日、息子を学校へ送る車の中で興味深い会話をしました。
通り道でタバコを吸いながら話をしている2人連れの
男の人たちを見た息子は
”あの人たち、悪い人たちだ!!”
私がなんでと聞くと
”タバコを吸っているから・・”
というのが答えでした。
そして、すぐに
”B君(お友達)のお母さんが悪い人だと
思いたくないなあ・・・・”
というのです。
B君のお母さんLさんは、タバコを吸われます。
息子は、
タバコを吸う人 = 悪い人
と理解していて、それが苦しいようでした。
私は、
タバコを吸う人が悪い人なのではなくて、
タバコを吸うという選択は良い選択ではない
ということを説明しました。
Lさんは、とても楽しくて良い人です。
息子に、Lさんはいい人だけど、
タバコを吸うという選択をしているだけ。
しない方が体にはいいと思うけれど、
何かしらの理由でそれを選択する人もいる、
と言う事を話してみました。
息子は、ちょっと安心したようでした。
タバコや薬物は、まわりにいくらでも
誘惑の手が忍び寄ってきます。
その時に、
自分が正しいと思う選択をする意思を持つ
正しい選択をする事を恐れない
間違った選択をすすめられてもNOと言う強さを持つ
ということを D.A.R.E プログラムでは
教えてくれます。
特に薬物は、一度間違えると、もどれなくなる・・・
そんな恐ろしいものです。
我が子を含めて、子供たちがどうか間違った選択を
しないよう、願ってやみません。
2012年04月12日
生きることについて
先日、息子の通っている小学校からお手紙が
ありました。
息子のクラスの男の子(A君)のおばあさんが
亡くなられたという連絡と人が亡くなる
ということについて書かれていたお手紙でした。
お友達の身内の方が亡くなるという現実に
直面する子供たちの事を思って、校長先生が
書かれたお手紙でした。
おばあさんは、おうちで心臓発作で亡くなったのですが
A君を通して、子供たちも悲しみを感じるだろう
ということを予測されての内容で
私は、とても感動しました。
おばあさんは、私たちにとっては、
お会いした事もない方なのですが
A君の気持ちを察した言葉や、おばあさんへの残念な
気持ちについての書き出しではじまっていました。
校長先生は、
”子供たちのA君のおばあさんの死に対しての
反応の仕方は様々だと思います。
誰でも人の死に直面すると、自分の中で
深い悲しみと向き合います。
そう感じる事は大事で、そういう悲しむ期間が
あることは、構わないということを
子供たちに話しました。”
と書かれていました。
皆さん(親たち)も、お子さんとその事について
お話してみてください、と締めくくられていました。
息子は、今年度(昨年の9月)からカトリックの私立の
小学校に通っています。
我が家は、特に一つの宗教を信仰しているわけでは
ありませんが、学校では公立の学校とかまた違った
事を学んでいるようです。
人の死に直面することから、
人間は、悲しむ時もあり、それもいいんだ
人の死から、生きることの大切さも学ぶ
ということを、教えていただきました。
ちなみに、A君はご両親がなく、このおばあさんに
育てられていたので、近々大きな都市に住む親戚の
所に引っ越されるそうです。
息子は、”寂しくなる”と言っていました。
A君が、幸せな人生を送られることを
心から、応援したいと思います。
2012年03月31日
子供たちの会話
我が家では、お友達を家に呼んだり、
一緒に公園やプールに遊びに行ったりするのが、
子供たちにとって、私からのプレゼントの
ようなものです。
おもちゃやゲームは、お誕生日などの記念には
プレゼントしますが、普段はあまり買わない私。
でもお友達と遊ぶ日を作るプレゼントは、
できる限りします。
忙しくても、疲れていても、なるべくします。
実は、そうする事で、こちらが逆に癒される事が
たくさんあります。
こういう時に、自分の子供のいい所をが見えたり
感動するようなことがよくあるからです。
確かに、遊ぶための段取りをしたり、おやつを
用意したりという物理的な面もありますが
それよりも得るものの方が断然大きいと思います。
特に、息子や娘がお友達と話しているのが聞こえると
一人で笑ってしまうような事を良く話しています。
息子が、背伸びして意見を言っていたり
娘(8歳ダウン症)が、お友達と同じような口調で
自分を主張していたり・・・・
お友達も、どこからそんなこと学んできたの??
というような事を言っていたり、
息子や娘の言い分を聞いてくれていたり・・・・
微笑ましい事や、一人で噴出してしまうような事が
たくさんあります。
時には、娘がお友達に譲れなくてけんかになったり
息子のお友達が息子の態度に我慢ならず
帰ってしまったりしたこともあります。
でもそんな時も、子供たちは社会性という
大きな勉強中だと思い、どちらの意見も私が
善悪を決めるのではなくて、
子供たちに解決を委ねます。
それでお友達関係がこじれてしまった事は
一度もありません。
お友達も、我が子たちも本当に正しい事は
わかっているようです。
ただ、人から言われるのが嫌だったり
つい感情的になってしまったり、
今までに経験のないことだったりして
もめてしまうようです。
大人の世界と全く変わりありませんね。
子供たちより、人生経験も長くて
経験数も格段に多い大人でさえもめる
事があるのですから、子供たちがもめるのも
無理はありません。
できるだけ
”だめ”とか
”こうしなさい”
”○○が悪い”
”あやまりなさい”
と私が判断して言うより、
”どうかな?”
と言ってみる方が自分たちで
解決してしまう事が多いようです。
子供たちのおもしろくて楽しい会話を
聞きながら、こうやって成長していくんだなあと
たくさんお友達のいる事に感謝せずには
いられません。
2012年03月28日
親の言葉
先日、息子のお友達5人でプールに遊びに行きました。
子供たちが楽しんだ後、皆でマクドナルドに晩御飯を
食べにいくことになり、子供たちはおおはしゃぎ。
ところが一人のお友達は、水着でプールまで来て
帰りに履くズボンを持ってくるのを忘れていました。
水着はもちろん濡れているし、代わりに履くものもない。
その男の子のお母さんは、
”持ってくるのを忘れたのは、自分だからタオルを
巻いて行きましょう。”
とおっしゃいました。
周りのお母さんが、
”余分のズボンがあるよ”
と言っても、
”大丈夫。自分でしたことは自分で
気がつかなければ、また同じ事をするから。
勉強になっていいのよ。”
その子は、少しの間タオルをまいていて、
乾いた後は、全く気にせず他の子供たちと
一緒に食べたり遊んだりして楽しく
過ごしていました。
出かける時にお母さんが、子供さんに言った事
プールに行く用意を自分でする事
着替えを忘れたら着る物がない
を実践して最後まで変えることはありませんでした。
そしてすごいと思ったのは、
ズボンを自分で入れ忘れた息子さんは、
”えーっ”と言っただけで、お母さんに
反抗するわけでもなく、すねるわけでもなく
その言葉通りに、していた事です。
私たち親は、多かれ少なかれ子供たちに
”○○しなかったら、●●よ。”
と言いながら、結局手伝ってしまったり
手助けをしてしまったりします。
子供が成長するには、
親と子供の信頼関係があって、約束事が
真の意味で守られる場面がとても大切なのだと
学んだ出来事でした。
2012年03月15日
友情に感謝!
娘が、お誕生会の招待状を持って学校から
帰ってきました。
娘は、8歳ただ今小学校3年生のダウン症です。
娘は、地域の小学校の普通クラスに通っています。
2年生、3年生の混合クラスです。
同じクラスの男の子の誕生会に呼ばれて
うれしい娘を見て、私も胸がいっぱいになります。
ただ、ちょうど誕生会の日に、他の用事があり
行く事ができません。
お礼と行けない事をお伝えするために、
男の子のお母さんに電話をかけました。
今日は、その時にそのお母さんが話してくださったお話です。
先日学校の遠足があり、このお母さんは付き添いで
一緒に参加したそうです。
遠足先の公園に、ロッククライミングのような
壁があり、みんながそれを登って遊んでいた時
娘は、同じように一所懸命登ろうとし
あきらめずに何度も何度も挑戦していたそうです。
それを見ていた、誕生日を迎える男の子は
帰ってから、
”○○(娘)は、何回も何回も登ろうとしていた。
ずっとあきらめなかった。”
と報告したそうです。
そして、誕生会を町のロッククライミング場でする事に
決めた時、
”○○(娘)も招待しよう、きっと楽しんでくれる!!”
と招待してくださったそうです。
その男の子の友情と、お母さんのご配慮と
人の気持ちを動かす事のできる娘。
言葉にしきれない感謝の気持ちでいっぱいです。
帰ってきました。
娘は、8歳ただ今小学校3年生のダウン症です。
娘は、地域の小学校の普通クラスに通っています。
2年生、3年生の混合クラスです。
同じクラスの男の子の誕生会に呼ばれて
うれしい娘を見て、私も胸がいっぱいになります。
ただ、ちょうど誕生会の日に、他の用事があり
行く事ができません。
お礼と行けない事をお伝えするために、
男の子のお母さんに電話をかけました。
今日は、その時にそのお母さんが話してくださったお話です。
先日学校の遠足があり、このお母さんは付き添いで
一緒に参加したそうです。
遠足先の公園に、ロッククライミングのような
壁があり、みんながそれを登って遊んでいた時
娘は、同じように一所懸命登ろうとし
あきらめずに何度も何度も挑戦していたそうです。
それを見ていた、誕生日を迎える男の子は
帰ってから、
”○○(娘)は、何回も何回も登ろうとしていた。
ずっとあきらめなかった。”
と報告したそうです。
そして、誕生会を町のロッククライミング場でする事に
決めた時、
”○○(娘)も招待しよう、きっと楽しんでくれる!!”
と招待してくださったそうです。
その男の子の友情と、お母さんのご配慮と
人の気持ちを動かす事のできる娘。
言葉にしきれない感謝の気持ちでいっぱいです。
タグ:友情
2012年03月11日
成長を見守る
昨日から息子のお友達が泊まりで遊びに来ました。
アイスホッケーのチームメイトです。
お友達を連れてきてくれたお母さん(Aさん)と少しだけ
コーヒーを飲みながらお話する時間がありました。
Aさんの娘さん(Cさん)は、今19歳。
とてもきれいで素敵なお嬢さんです。
Cさんは、今年に入って妊娠している事がわかりましたが
この赤ちゃんのお父さんは、Cさんと赤ちゃんにはかかわりたくない
ということで、複雑な心境で過ごされていました。
そのCさんは、最近流産されました。
お母さんであるAさんは、
”娘とは今回の事で、たくさんけんかをしたけれど
Cは自分でカウンセリングを受ける事にした”
と話してくれました。
19歳で、望まれない妊娠と流産を経験したCさんの
心は、計り知れないほど傷ついたことでしょう。
”カウンセリングは私が勧めんじゃなくて
彼女の知り合いからの提案。それを自分で受け入れたみたい”
”こういう時は、親の私よりも話しやすい人がいる”
”娘は、やさしくて素直なとてもいい子。でも男性に対しては
学ぶべき課題がある”
ととても冷静な判断と考えを話してくれました。
お話を聞きながら、
子供の成長を見守るというのは、こういうことなのだなあ
と思いました。
失敗や心の傷をおうことを止めたり、やめさせたりする事は
できない時がたくさんあります。
子供たちの失敗や間違いが、子供たちを成長させる事を
身をもって経験された貴重なお話でした。
我が娘(8歳、ダウン症)は、私たち2人が話している間ずっと
横にすわって遊んでいました。
Aさんは、ダウン症の事をいろいろ質問してくれました。
Aさんは、片方の耳が聞こえません。
”私たちは、何の問題もなく生まれてくる事を
当たり前のように思っているけれど、
感謝して生きる事って本当に大切”
とも話してくれました。
このAさん、お嬢さんのCさんと同様、
とてもきれいで素敵な女性です。
2012年03月07日
親として、妻として(2)
前回の記事で
”話す言葉を選ぶ前に、話す気持ちを選ぶ。”
と言うメッセージから親として
学んだ事を書きました。→こちら
私が、このメッセージから学んだ事は、
(1)何かを言おうとした時に、どういう気持ち(感情)で言うかを選ぶ
(2)ポジティブな気持ちの時を選んで伝える
と言うことです。
今回は、妻としてはどうなのかということを
考えてみたいと思います。
私は、このメッセージを見た時にとてもドキッとしました。
なぜかというと、夫に対してポジティブな気持ちの時に
良い事を言うより、
自分の気に入らない状況で否定的な事を言う方が
多いと思ったからです。
夫に対して、すごいと思ったり
(最近すごいと思ったことは、信念を貫く という記事で書きました。)
感謝している事がたくさんあるのに、きちんと伝えていない、
夫は、私が否定的な事ばかり考えていると思っているのでは
と心配になりました。
我が家では毎朝、子供や夫のお弁当を作ったり、朝ごはんの用意を
する時に、キッチンの窓からきれいな景色が見えます。
それは、雪だったり、霧だったり、
真っ赤な朝日が昇るところだったりします。
ほとんど例外なく、毎朝
”あー、私はなんて幸せ何だろう。
こんなきれいな自然を見ながら朝ごはんが作れるなんて
私は、本当に幸運だなあ”
と思っています。
そこで今朝は、きれいな朝日が昇ってくると
こんなきれいな景色が毎朝見れて感謝している事
夫が一所懸命ビジネスをしているからこうして見れると思う事
を伝えました。
何でもっと、ポジティブな気持ちの時に表現しないのだろう
何でもっと、感謝を口にして伝えないのだろう
と言う事を、思い起こさせて気づかせてくれたメッセージです。
あと一つ、
否定的なことを伝える時も、はじめに書いた
(1)何かを言おうとした時に、どういう気持ち(感情)で言うかを選ぶ
ということを実行すれば、
コミュニケーションがもっとうまく取れるだろうなあ
と肝に銘じました。
一つのメッセージとの出会いで、たくさんの事を学びました。
あとは、実生活で生かしていくのみ!!
親として、妻として(1)
先日、出会ったあるメッセージに
”話す言葉を選ぶ前に、話す気持ちを選ぶ。”
というのがありました。
見た瞬間、どういうことだろうと思い
少しよく考えてみました。
私は次のように2つの事をこのメッセージから学びました。
(1)何かを言おうとした時に、どういう気持ち(感情)で言うかを選ぶ
(2)ポジティブな気持ちの時を選んで伝える
今日のタイトルのように、親としての私と、妻としての私の場合で
このメッセージから学んだ事を考察して自分に生かしていきたいと思います。
親として・・(1)の場合
子供に話す時や伝える時とは、
気分の良い時を選んで話そうなどと言っていられない
状況がたくさんあります。
そんな時は、(1)のように ”どういう気持ちで伝えるか”
に焦点をおいて表現しないと私はつい
威圧的な言い方になったり
強制的な言い方になったり
します。
もう子供にこうしてほしいという気持ちが先走って
言葉が先に出てしまうからだと思います。
子供を威圧したり、奴隷のように強制したりするのが
目的ではないのに・・・・と失敗の巻です。
一呼吸おいて、良くなってほしい、成長してほしいという
ポジティブな気持ちを選んで話せばいいのだということを
学びました。
親として・・(2)の場合
息子を朝学校に送って行く時に、毎週月曜日に行われる
綴りテストの練習を車の中でします。家で練習したくない息子と
話し合って決めた練習の方法(時間)です。
今朝も、練習を始めました。私が単語を言い
息子が紙に書いていきます。
昨晩遅く寝て、疲れていて機嫌の悪かった息子は
間違えるたびに、私に当たり私自身もだんだん
イライラしていきました。
このままだと、”行って来ます”も言わずに
車から降りて、気分の悪い1日を過ごすのではないかなあ、
きっと単語の綴りも頭に入らないし、
続けていてもいいことがないと判断した私は、
”今日はもうこれでやめよう!”と
切り出しました。
それから学校に着くまで約10分。
私のイライラもおさまり、息子の顔も落ち着いていました。
私が”落ち着いた?”と聞くとうんとうなづき
”行ってらっしゃい”にも”行って来ます”
と答えていました。
ポジティブな気持ちの時を選んで(この場合は待って)
話す方が、聞いてもらえるなあと納得した出来事です。
妻として、
”話す言葉を選ぶ前に、話す気持ちを選ぶ。”
をどうやって生かせるか・・・・・
次の ”親として、妻として(2)”に
書いてみたいと思います。 → こちらです。
2012年03月03日
信念をつらぬく
夫は、息子のアイスホッケーチームのコーチをしています。
若い頃、プロアイスホッケーのドラフトキャンプに
まで行ったアイスホッケー大好きな人です。
子供の頃から、アイスホッケーをしてプロのレベルまで
行く間に体験した事は、夫の財産だそうです。
カナダでは、アイスホッケーが盛んですから、
花形プロをめざせと、頑張る親はたくさんいます。
早い子では3歳くらいから始めるし、スケートレッスン、
ホッケーの技能のレッスン、大きな都市まで出かけて
子供にホッケーをさせる親もいます。
夫の夢は、たくさんの子供たちにアイスホッケーが
上手になってほしいという、とてもシンプルなものです。
そして、現在9〜10歳の選抜チームのコーチに選ばれ
日々、どうすればみんなが上達するかを考え、練習に
励んでいます。
夫のホッケー上達へのコンセプトは、
(1)試合より、練習時間が大事
(2)上手な子だけでなく、みんなを上達させる
(3)試合は勝つためだけでなく、
チームが一丸となって上達するために戦う
です。
親の中には、上記のコンセプトに賛成でない方も
おられます。
練習より、もっと試合を見たいと言う親もいるし、
上手な子の親は、不満に思うこともあるようです。
私が、すごいと思うのは(3)のコンセプトです。
私は、アイスホッケーの事はあまり知らないし、
技能やスケートについても、見ていてもどの子がどうなのか
それほどわかるわけではありません。
でも試合の時に、夫は上手な子だけを出すことをしません。
どの子も同じ時間(回数)だけ、試合でプレーします。
勝ちたければ、
トッププレーヤー数人のプレーする回数を
増やして得点を稼ぐとか、
相手チームが弱いプレーヤーで戦っている時に、
自分のチームは強いプレーヤーで戦うとか、
チャンスの時には、必ずトッププレーヤーに戦わす
等する事ができます。
当たり前ですが、プロアイスホッケーなどでは、
このような監督(コーチ)の采配が物を言うわけです。
今まで子供のホッケーを何十試合も見てきましたが、
どの相手チームのコーチも勝つために、
上記のような采配を取ります。
ところが、夫は
「9歳や10歳の子供に上達してほしければ、
たくさん経験させなければ伸びない」
「うまい子だけを伸ばしても、チームは強くなれない」
「上記のような采配をして勝っても、チームは強くなれない」
「子供チームのコーチの仕事は、勝つ事だけでなく
どの子も上達させる事」
「そのやり方だと子供たちが、15〜16歳になった時
うまいのは数人だけ、自分の役割はたくさんのいい
プレーヤーを育てる事」
と言って、試合ではチームのプレーヤー全員が
同じだけプレーします。
これを気に入らない親がいても
陰口を言われても、絶対に変えません。
自分の経験から来る信念を貫いています。
この信念には、本当に脱帽です。
大人は、今日現在の事に振り回されて
ついつい大事な事を見失いがちですが、
長い目でみて、本当に大切な事は何か
を考えさせられます。
本人(夫)は、負けず嫌いで負けるのが
とても悔しいそうです。
でも ”変えない” のだそうです。
この子供たちが15〜16歳になる頃が楽しみです!
2012年03月02日
子供の揉め事
昨日は、息子の学校のバスケットボールクラブの
練習の日でした。
4時前にお迎えに行くと、最後の練習をしていました。
あと数分で終わりという時に、息子が押されて
怪我をして、痛そうに、そして悔しそうに
泣いていました。
やっぱり男の子です。泣き顔を見られたくないのか
T−シャツで顔を隠して、泣いていました。
息子がボールをドリブルをしながら
後ずさりをしていたら、相手チームのAくんが
お腹に肘鉄を受けたと思い、怒って息子を
前に倒れるほど押したそうです。
私は、スポーツでよくある出来事で、特に大怪我
をしている様子もなかったので、だまって見ていました。
”僕は何も悪いことをしていないのに、
Aくんは押した!”と
とても悔しそうに言っていました。
実はこの後、夕方からアイスホッケーの試合が
ありました。
息子はチームのフォーワードプレーヤー
Aくんは、同じチームのゴールキーパー。
チームメイトです。
息子は、
「今日は、Aくんとホッケーをしたくない!!」
とかなりの怒りようでした。
私は、息子の傷の具合を確かめて大丈夫と判断。
2人で家に帰りました。
アイスホッケーのゲームは、午後6:30から
スタート。私と娘は、おばあちゃん(義理の母)を
車で迎えに行き、一緒に応援に行きました。
みんなベストを出してプレーをし
とてもいいゲームでした。
0−0のまま、ゲームが進行している時
相手チームのプレーヤーが打ったホッケーパックが
ゆっくりと息子チームのゴールへ。
とてもゆっくりだったので、誰もがゴールキーパーが
止めるだろうと思って見ていたと思います。
ところがゴールキーパーのAくんは、
この簡単なシュートを止めることが出来ず
相手チームに先制点が入りました。
観戦していた親たちも、チームメイトも
みんなとてもがっかりしたと思います。
止めれるはずのシュートを相手に入れさせて
しまったのですから・・・・
その時、息子がすぐにゴールキーパーの
Aくんの所へスケートで滑って行き
顔を覗き込んで、励ましていました。
あんなにAくんに対して怒っていたのに
初歩的なミスをしたAくんの肩をたたきに
行っていました。
Aくんよりもだいぶ小さい息子が
とても大きく見えました。
学校やスポーツを通じて、大切な事を
学んでくれているんだと感謝の気持ちで
いっぱいになりました。
今日はアイスホッケーの練習の日です。
Aくんのお母さんは、どうしても出かけなくては
いけない用事があるので、Aくんの学校へのお迎えと
アイスホッケーの練習に連れて行くのを
たのまれています。
大人の世界も、子供の世界もいろいろな
揉め事や、道理の通らない出来事が
たくさんあります。
でもそれをひとつの現象として捉え
それだけで人を嫌になったり、
のけ者にしたりしないと言うことを
多くの子供たちに学んでほしいと
思います。